永遠のモータウン 続報
さっそく渋谷シネ・アミューズまで観にいきました。
映画館の座席数が少なく、各回入替制・整理番号制だったのが逆に裏目に。
前売り券を持って上映時間ギリギリに駆け込んだら満席で、
次の回で見る余裕もなかったから仕方なく座布団を借りて通路に座り込み鑑賞。
場内での飲食も禁止されていて、せっかく映画館の隣にあるターリーズで買ったコーヒーも上映前に慌てて飲み干す始末。
スクリーンは狭かったがほぼ最前列の地べたに2時間座り込んで映画を見るのは少々辛かった……
肝心の映画の内容はというと、ライブシーンやインタビューなどを織り交ぜたドキュメンタリー。
才能に溢れたミュージシャンでありながら、常に影の存在であり続けたファンク・ブラザーズのメンバーが、
当時のスタジオを再訪しながら過去を懐かしく振り返る。
彼らの言葉からは音楽、そして仲間への信頼の深さが滲みでている。
この手のドキュメンタリーではインタビューが映画の中心となるが、
現代のミュージシャンとの共演でのシーンは見応え十分。
チャカ・カーンとモンテル・ジョーダンの唄う「AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH」が印象深い。
モータウン・レーベルの舞台裏の話も興味深いし、数々の名曲の出来上がる過程など、
聞いているとどうして今までこのバンドが陽の目を見なかったのが不思議なくらいに。
ストーリー後半の「ホワッツ・ゴーイング・オン」が流れるシーンでは感極まった。
本作の公開により注目を浴びたファンク・ブラザーズは、2004年のグラミー賞で功労賞を受賞。
数々のアーティストを迎えた全米ツアーも大成功を収め、遂に表舞台へと躍り出たのである。
■参照URL
【amazon.co.jp】永遠のモータウン サウンドトラック
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