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2004.06.09

「コンセント」

入稿明けの平日休み、ひさしぶりに自宅にて映画鑑賞。
原作を読んでいてレンタル店でず〜っと探していた邦画「コンセント」。
ようやく見る事が出来ました。

0609_concent_poster.jpg
コンセント」(2001 年 日本)
【監督】中原 俊(原作:田口ランディ)
【出演】市川美和子 村上 淳 つみきみほ 木下ほうか 他

雑誌のフリーライターをしている朝倉ユキには引きこもりの兄がいた。ある日、その兄が独り暮らしのアパートで餓死しているのが発見される。アパートを訪ねたユキが最初に目にしたのは、今まさに掃除を始めるかのように、「コンセント」に繋がれたままの掃除機だった。

この映画は田口氏の処女小説を映画化したもので、僕のまわりでもいろんな意味?で噂になっていた。メールマガジンやウェブマガジンを基にして、田口氏は数多くの著書を出版している。はじめてその文章を知るきっかけになったネット上のコラムでは、取り上げられる題材の多岐さが彼女の特質。社会問題・時事問題からはじまって、精神世界や風俗、女性のライフスタイルからセックスにまつわるものまで。こうした雑多さはあらゆる情報がランダムに凝縮されているインターネットに非常によく似ている。ペンネームのランディはパソコン通信時代のハンドルネームだとか。この「コンセント」で田口氏は“OS”や“バージョンアップ”といったパソコン用語を駆使して「こころ」の動きを見事に描き出し、現代人の感性に強烈に訴えかけている。

主人公のユキは兄のアパートをあとにしてから嗅覚異常に悩まされる。兄の死の理由を知るために昔の指導教授を訪ね、そして大学の同窓生に出会い、タイトルにもなっている「コンセント」の謎解きをしていく。“自己の解体”、そして“覚醒”。オカルト的要素も多く、こういった作品は好みが別れるところかもしれない。

“精神世界”や“臭い”“セックス描写”など、ミステリーでも映像で表現するには難しい内容が多いわりに非常に原作に忠実な仕上がりになっていると思う。エンディングはさすがに原作とは違かったけどね。一番噂になっていた(笑)市川美和子の濡れ場も見ていて気持ちいい位に脱ぎっぷりがよかった。それでいて妙なイヤらしさもなく。原作を読んでいないと映画の前半部は話がとびとびになっていて意味が分からないのでは?と思うんだけど。もう少し説明的なカットがあってもいいのでは? だがしかし、いつの頃からか物語にグイグイ引き込まれていった。主役の配役も彼女だったらイヤらしい感じがさほどなく、映画の雰囲気も重くならずに済んだのではと思う。まだ発売されていないが第2弾である「アンテナ」も来月にはDVDがリリースされるから楽しみだ。

■参照URL
田口ランディOfficial Site

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コンセント Official Site

0609_concent.jpg0609_concent_book.jpg
コンセント(DVD)コンセント(文庫)

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田口ランディさん続きで 熊切監督「アンテナ」に引き続き見てみました。 深いところ [続きを読む]

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