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2004.07.15

Mingus At Carnegie Hall / Charles Mingus(1974)


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Mingus At Carnegie Hall / Charles Mingus
1974 / Atlantic(輸入盤)
評価:★★★★☆

ライブ盤というのはスタジオ録音とは違って演奏されている会場の雰囲気や
その場に居合わせた観客のノリが伝わってきて、はじめて接する音楽を知る上では都合がいい。
特にジャズにおいてはアドリブ至上主義な所があるから、
スタジオで録音されたアルバムよりも一発録りであるライブ盤の方が僕は好みだ。
このアルバムではミンガスの個性を聴くよりも、歴代のミンガス・グループが集まって
同窓会的に行われたセッションと、個性溢れるフロント陣のソロがふんだんに楽しめる。

  1. C Jam Blues
  2. Perdido
  • George Adams (ts)
  • Hamiet Bluiett (bs)
  • Jon Faddis (tp)
  • John Handy (as,ts)
  • Rahsaan Roland Kirk (ts,stritch)
  • Charles McPherson (as)
  • Don Pullen (p)
  • Charles Mingus (b,p)
  • Dannie Richmond (ds)

このアルバムは健康状態の悪化で一時期シーンを遠ざかっていたミンガスの復帰後に実況録音されたもの。 いつもはバンド・リーダーとして強烈な個性を発しているが、このアルバムではサポートに徹し、歴代のミンガス・グループのメンバーが一同に会してデューク・エリントンのナンバーを延々とジャム・セッションしている。ここではベース・ソロすらとっていない。そういった意味では他の代表作と比べるとミンガスらしさはあまり全面に出ておらず、ミンガスのメッセージ性やバンドリーダーとは違った魅力が全開である。

アルバムに収録されているのはたった2曲。他のジャンルのアルバムではまずないでしょう(笑
これだけのメンバーが次から次へと入れ替わり立ち替わりでソロをとっているので、演奏時間はかなり長尺だ。 特にローランド・カークは珍しくワンホーンのみで、彼の演奏の中でもベストのひとつといえる熱演。コルトレーンの「至上の愛」が引用されていたりして楽しい。 またかよって感じもしますが。

しかし、これだけ個性的なフロント陣数名のソロをひたすら後押しするミンガスのベースといったらやはりその存在感は強烈で、力強いピチカートは印象深いものがある。こういったセッション形式のアルバムこそジャズの魅力を最大限に表していて、当時の演奏の熱気を追体験させてくれる。

Live at Carnegie Hall
CHARLES MINGUS


おすすめ平均
うなるベースをバックにした、激しすぎるジャム・セッション

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