V.O.S.P.: Live Under the Sky / Herbie Hancock(1979)
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V.O.S.P.: Live Under the Sky / Herbie Hancock
1979 / SONY(輸入盤)
時代背景が色濃く反映されて結成されたV.S.O.P Quintet。
当時引退していたマイルス・デイビスの代わりに
フレディー・ハバードを擁したこのクインテット。
一度きりの演奏のはずが79年に至るまで4年間に渡る活動は
当時のJazz界全体に蔓延していたアコースティック・ジャズ離れから、
一気にその良さを再認識させることとなった。
このアルバムは解散直前の来日コンサートの模様を収めたものです。
- Herbie Hancock (p)
- Wayne Shorter (ts, ss)
- Freddie Hubbard (tp)
- Ron Carter (b)
- Tony Williams (dr)
- Opening
- Eye Of The Hurricane - (previously unreleased)
- Tear Drop - (master take)
- Domo - (master take)
- Para Oriente - (master take)
- Pee Wee - (master take)
- One Of Another Kind - (master take)
- Fragile - (master take)
- Opening
- Eye Of The Hurricane
- Tear Drop
- Domo
- Para Oriente
- Pee Wee
- One Of Another Kind
- Fragile
- Stella By Starlight - (master take)
- On Green Dolphin Street - (master take)
僕よりももう少し上の世代の人たちは
このライブを体験している人たちも多い。
マイルス・クインテットを模したメンバーということもあって
だったらマイルスを聴けばいいや、と思い
これまではあまり興味がなかったんだけれど、
今回の再リリースで未発表音源10曲が加わり
伝説の田園コロシアムは完全版となった。
昨今のジャズ・フェスの低迷ぶりから考えると
当時の盛り上がりようはあまりピンと来ない。
しかし、演奏を聴いていると何ともその内容の濃いこと。
久々に聴いたこのメンバーでの演奏には驚いた。
さすが超一級のミュージシャン。
それぞれのメンバーがギリギリのところでせめぎ合う
素晴らしい演奏である。
特にドラムのトニー・ウィリアムスのよさを再確認。
やっぱりスタジオ録りよりもライブ盤のほうが好きだな。
本日9/28はマイルスの命日だったりもします。
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