Spirits Up Above / Steve Turre(2004)
画像クリックで商品購入
Spirits Up Above / Steve Turre
2004 / HighNote(輸入盤)
評価:★★★★☆
以前エントリーしたローランド・カーク集です。
ジェームス・カーター(ts, fl)、ヴィンセント・ハーリング(as, ss)を
フロントに据えた3管編成で、カークの名曲の数々を演奏してます。
リーダーのスティーヴ・トゥーレ(tb)ですが、
Shell(法螺貝)を吹いているイメージがつよくて
これまであまり聴いていなかったけれど、
キャリアも豊富でカーク本人とも共演したことがあるのは知らなかった。
- Steve Turre (tb)
- James Carter (ts,fl on #4)
- Vincent Herring (as,ss)
- Dave Valentin (fl on #3)
- Mulgrew Miller (p)
- Buster Williams (b)
- Winard Harper (dr)
- Three for the Festival
- One for Kirk
- Medley: Serenade to a Cuckoo/Bright Moments
- Stepping into Beauty
- Spirits Up Above
- Hand Full of Five
- E.D.
- Dorthaan's Walk
- Volunteered Slavery
パワフルな演奏が売りのサックスを2人添えての演奏だから、
非常に期待して聴いてみたけど、それは間違いではなかった!
特に#9でのJames Carterのプレイは必聴でしょう。
サックスの演奏ももちろんだけれど、コーラスの声質が
オリジナルのそれと似ていてニヤリとしてしまいます。
しかし、このアルバムを聴いていて思うのは
この3管で演奏しているもの、
オリジナルではカーク本人が一人で演奏しているということ。
改めてその凄さを思い知らされます。
このアルバムの演奏自体はオリジナルのようなおどろおどろしさや胡散臭さはなく、
むしろ良質のハード・バップとして聴くことができるのもまた面白い。
■参照
JAZZ CORNER - Steve Turre
http://www.steveturre.com/
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント